ぼたもち依存症をやめようと考えました。
これは「ぼたもちに甘える」ことをやめるのであって、
「ぼたもちを忘れる」ということではありません。
正直、この子が死んだときHanaは泣きませんでした。
Hanaは結婚はしていませんが、
未亡人になった気分でした。
それが現実なのかよくわかりませんでした。
その後にも猫とのお別れはありました。
うちには常時5〜6匹の猫がいますから、
お別れもおおいです。
その時は泣きましたが、
ぼたもちのことは思い出しても涙が出ませんでした。
この間3回忌を迎えて、
リアルでも色々悩むこともおおかったので、
大泣きをしました。
そのときぼたちんの写真をみて
「ぼたちん。どうしてHanaを置いて死んでしまったの?」
「Hanaは一人でどうすればいいの?」
と、考えて、初めて涙が出ました。
ぼたもちが死んでからも色々ぼたもちのことは思い出すことはありました。
でもこのあいだからすごく落ち込んで、
ひさしぶりに「泣く」という行為をしたことによってか?
死んでしまっているぼたもちを責めてしまったのです。
その時に、ふと思いました。
Hanaはぼたもちに甘えている。
死んでからもう2年もたつのに、
いつまでもHanaに甘えられてたらぼたもちだって悲しいはず。
ぼたちんのことは忘れないけど、
ぼたちんに依存するのはやめよう。そう考えました。
Hanaが甘えている間は、
ぼたちんも生まれ変わることはできないはずです。
ぼたちんありがとう。
Hanaは自分で元気を見つけるようにがんばります。
これからは今いるにゃんちんずに、
ぼたちんにはしてあげられなかったことをたくさんしてあげたいです。
そう。思ったので、「依存症」からの卒業です。
--------------------------------------------------------
ついでにぼたもちとの思い出も書かせてください。
彼は呼ばれるとどんなに遠くからでもHanaに向かって走ってきました。
寝るのは必ずと言っていいほどHanaのベッドでした。
Hanaが泣いているとじーっといっしょにいてくれました。
Hanaは猫と話をします。
これはペットを飼っていらっしゃる方なら
どなたでもなさることでしょう。
でもHanaは猫の返事もします。
これを言うと人には馬鹿にされます。
けど、これで自分の悩みに答えを出せるのです。
たとえば・・・。(にんじん好きだけどわかりやすいたとえ話です)
Hana「ぼたちーん、にんじん食べたくなぁい」
ぼたもち「だめにゃん、Hanaはにんじん食べないからぶすなのにゃん。おりこうさんだから食べるのにゃん」
(猫の返事はなぜか毒舌)
こんな感じで自分のことを自分で解決してきました。
悩みも何もかも彼に話してきました。
Hana「ぼたちん。きょーはお仕事行きたくない」
ぼたもち「だめにゃん。いかなきゃだめなのにゃん。まったくおばかさんにゃんね」
Hana「はい。いってきます。」
って感じで・・・。
いつも彼に背中を押されていました。
彼の言葉を借りてHanaは前向きに生きてきました。
だからぼたもちが死んでから今のHanaは一人ぼっちだけど、
それでもなんだか最近は悩むことがなくなってきました。
なのに最近ちょっとナーバスになってそれに追加して色々とあって、
とっても泣いて、死んでしまったぼたもちに八つ当たりをしたのでした。
前向きにいこー。